米KKR投資会社が仏SMCPグループ傘下などのファッションブランドを買収

米KKR投資会社は、仏SMCPグループ傘下のファッションブランドSandro，Maje et Claudie Pierlotを買収する契約を締結したと発表した。

KKR（Kohlberg Kravis Roberts）は会社の65%の株式を保有し、残りの35%の株式は会社の経営陣が保有する。買収の具体的な金額は明らかにされていないが、この協議は主管部門に提出して承認する必要がある。SMCPグループのEveryne Chétrite会長は、「これは壮大な計画の始まりであり、当社を軽贅沢品業界のグローバルリーダーにするために努力している」と述べた。SMCPグループは2010年に設立された。LVMHグループのオーナーで億万長者のベルナード・アーナウト傘下のLキャピタル投資ファンドが株式取得後2年足らずで、2012年9月に会社を譲渡された。Sandro、Maje et Claudie Pierlotはわずか18カ月で北米に69店舗を展開している。香港にも5つの店舗がある。ブランドはまた、7月に上海に2つの支店を開設する予定だ。